こんにちは!
練習量が減って思うように勝てない東山でございます。

長かった2018年もあと少しで終わり、ということで今回はこの1年間自分のプレーを支えてきたであろう用具の1つであるゴールデンタンゴのレビューをしていこうと思います。7枚合板や硬い5枚合板やインナー素材などコロコロラケットを変えたもののこのラバーはあまり変えませんでした

○基礎打ちの感想
【打球感】
キョウヒョウネオ3と比べるとシートが柔らかいせいか、ベチっていう鉄板ラバーで打った感触ではなく、ペチっていう軽快さも感じるような打球感でした。

【弾道】
ここが異常。基礎打ちの時点でおかしな弧線が出ます。台からオーバーするかな?って直前で落ちてくれる

【弾み】
ここ最近の粘着ラバーの水準からしたら最高級だと思います。テンションラバーと比べてもあまり遜色ありません。

【弾き】
悪くはないが、弾く系統の技術は難しい。

【コントロール】
回転の影響を受けるので難しい時がある。

【重量】
従来の粘着ラバーと同じ水準です。



○各技術の感想
【ドライブ】
異常に高い弧線が出る。擦っても食い込ませても入れやすい。対下回転がとても楽。対上回転もスリップしないので積極的に振っていける。粘着ラバー的な変化もあり、台についてから伸びたり、上に上がったりする。球が軽く(特に食い込ませるドライブ)、ブロックやカウンターはされやすい。

【スマッシュ・ミート】
とても変な打球感で打ちにくい。球持ちがあるのに硬い?みたいな体験したことのない打球感。どう打っても少し弧線になるので入れるのも難しいが威力は普通。慣れが必要です。

【ブロック】
入れるのはしやすいが、当てるだけだと高い球が入るので連続攻撃を許してしまう形になる。
擦ってあげると質のいい伸びるブロックができます。

【ツッツキ・ストップ】
弱いタッチだと回転の影響を受けがち、また強く切りたい時には難しさを感じる。特にツッツキはきちんとシートで薄く捉えることが大事だと感じた。粘着だから回転量はあるしコントロールがちょっと難しいことを理解しておけば質のいい球が出ます。

【台上攻撃】
フォアメインで使ったのでフリックについて説明します。ミート系は前述した理由で難しい。回転系は上に出るため、コースを考えないと攻め返されます。全体的に遅いですが、安定はします。

【カウンター】
最近流行りのミート系のカウンターは苦手ですが、擦るカウンターの安定感は流石。

【ロビング・フィッシュ】
回転をかけ続けて粘るだけでも癖玉が出ることがあるので結構良さげ

【寿命】
半年経ってもシートに目立った擦れ跡は残ってません。弾みもあまり変化を感じません。

○総括
​メリット
・従来の粘着ラバーより弾みやスピードは桁違い
・弾みがあるためある程度下がっても戦える(むしろ中陣に近い方が戦いやすい)
・弾みの割に癖玉も出る
・粘着ラバー特有のフォームが必要ない
・下回転打ちの安定感
・ループドライブの弧線が調節しやすい


デメリット
・台上が粘着ラバーにしては気を使う
・前陣で戦うにはオーバー気味
・硬くて弾むのでスイングスピードがないとオーバー
・攻め球が全体的に軽く、ブロックされやすい


粘着で弾むのに癖玉は出るといった夢のようなラバー。まさに粘着革命。でも良いことばかりではなくて、ドライブの球質が軽いのでコースを考えないと簡単にブロックやカウンターをされてしまいます。それに加えて台上技術も従来のカチカチ粘着ラバーと違い、上に出やすいので丁寧に薄く捉えることが重要になってきます。回転の影響の受けやすさも粘着ラバーそのものです。
使って欲しい選手としてはフットワークを活かしたラリー型のフォア主戦の選手や、強烈なバックハンドの一撃を持っていてそれの凌ぎで中陣でフォアは粘っておきたい人にオススメだと思います。

このラバーのおかげで関東学生3〜4部レギュラーや段持ち選手などに勝ったり良い勝負ができたりで今年はジャイアントキリングがいっぱいできました。とにかくこのラバーの魅力はドライブの安定感にあると思います。弱点の球の軽さも癖玉やコース配分でカバーできると思います。自分は現在、両ハンドでフォアでも色んな技術が出来るようになるためにこのラバーをメインに使っていませんが、フォアを振れる土台を作れたのはこのラバーのおかげだと思っています。初中級者で背伸びが出来てとにかく勝ちやすいラバーではあると思います。